Claude MCP ブラウザ自動化の手順と実装例
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AIエージェントに「ブラウザを操作させる」というのは、一見すると難しそうに思える。だが、ClaudeのMCP(Model Context Protocol)を使えば、拍子抜けするほど簡単に実現できた。
MCPとは何か
MCPはAnthropicが策定したオープンプロトコルで、ClaudeなどのAIモデルに外部ツールやリソースへのアクセスを与える仕組みだ。Playwrightやブラウザ操作ライブラリをMCPサーバーとして立ち上げると、Claudeがそれを「道具」として使えるようになる。
セットアップ手順
1. Playwright MCPサーバーを追加
claude mcp add playwright -- npx -y @playwright/mcp@latest
これだけでClaude CodeにPlaywrightが接続される。
2. 動作確認
Claude Codeを起動して、こう伝えるだけだ。
「Yahoo!ファイナンスを開いて、日経平均の現在値を教えて」
Claudeが実際にブラウザを立ち上げ、ページを開き、数値を読み取って返してくれる。
実際に自動化したこと
私が実装したのは以下のフロー:
- 特定のニュースサイトを毎朝巡回
- AI関連の記事タイトルと概要を収集
- Markdown形式でまとめてファイルに保存
- そのファイルをベースに記事の下書きを生成
これがほぼゼロコードで動いている。
詰まったポイント
ログインが必要なサイト: セッションCookieを事前に渡す必要がある。PlaywrightのstorageStateを使うと解決した。
動的ページの読み込み待ち: 「ページが完全に読み込まれるまで待ってから操作して」と自然言語で指示すれば、Claudeが適切に待機してくれた。
まとめ
MCPを使ったブラウザ自動化は、エンジニアでなくても使いこなせるレベルまで来ている。特にClaude CodeのMCP連携は、セットアップが極めてシンプルで、すぐに実用的な自動化ができる。
次は定期実行の仕組みを組み込んで、完全無人の情報収集パイプラインを作る予定だ。
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Agentive 編集部
AIエージェントを実際に使い倒す個人開発者。サイト制作の自動化を実践しながら、その知見を発信しています。